全体で約10兆円規模の広告業界は、大きく分けて(1)広告市場と(2)広告周辺市場の2つ※参照先「どんな市場でビジネスをしているの?」があります。
1990年代から続く国内不景気により厳しい状況にあるのは、
(1)広告市場です。
(2)広告周辺市場に関しましては、90年代の不景気により同様に
成長は一度止まりましたが、04年から横ばい〜微増を保っております。当社が主にフィールドとしているのは、この(2)広告周辺市場になります。
また昨今の(1)広告市場の頭打ちの状況を受けて、(2)広告周辺市場は大手広告代理店からも成長フィールドとして注目されております。電通が発表した「日本の広告費」2007年度では、(2)同市場の規模は、2兆2億円から2兆7361億円へと約7360億円上積みされた形で再計算、発表されました。(2008年度は、2兆6,272億円)
さらに、広告業界の中でもセールス・プロモーションという分野は特色があり、「不景気の方が需要が高まる」というケースも発生します。セールス・プロモーションは、その名のごとく、「販売促進」活動であり、モノが売れなくなった状況下における「テコ入れ施策」として重用されることがあります。マスメディアよりも、比較的低価格で即効性があることも特長となります。