氏名 |
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甲部再治(こうべ・さいじ) |
誕生年 |
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1974年 |
出身 |
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石川県出身 |
大手通信会社に勤務する傍ら、当スクールを受講する。
並行して受けていた中途採用面接に通過し、TOWに入社。
現在は弊社制作部門に属し、展示会のブース運営などのディレクションを行うなど、現場の第一線で活躍中。
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まず始めに、当スクールを受講しようと思ったきっかけについて聞かせて下さい。
当スクールを何で知りましたか? なぜ受講しようと思いましたか? |
私は以前、大手通信会社に勤めていたのですが、当時から「自分は今のまま日々を過ごしていいのか?」 「本当は何をしたいのか?」などと言った疑問を漠然と抱えていました。通信にも通信なりの魅力を感じていましたが、人と人の直接のコミュニケーションならもっと人の心に残る何かができるのではないか?という気持ちもありました。
そこでイベントという職業に興味を持ち、インターネットや本屋でいろいろ情報を探していましたが思うように見つからず、あきらめかけているときにふと目に入ったのが「イベントを作る男たち」でした。面白そうなことをやっている会社があるんだなあ、と思い再度インターネットで検索すると、イベントプランナーズスクールという講義を開催するとの旨がありました。講義内容も興味深いテーマがありましたし、また講義料も他社のビジネススクールと比較しても半額以下でしたので、迷わず受講を決めました。
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甲部さんは社会人として受講されていましたが、ご自身のお仕事との両立は大変でしたか? 企画書を書く練習課題なども出ていたようですが、受講する中での苦労話などあればお聞かせ下さい。 |
仕事との両立は正直大変でした。ほぼ毎週課題も出されますし、簡単な課題ではないので苦労しました。今だから時効だとは思いますが、勤務時間中に合間を見つけ、隠れて課題内容を調べたりしてました(笑)また、チームで課題を出されることもあるので、自分が課題をやらないとチームのみんなに迷惑がかかるというプレッシャーもありました。
でも、うまく時間を調整し、チーム内のみんなで調べたことが一つの形になった時には、非常にうれしかったですね。
また、課題をやった分だけ返してくれる素晴らしい講師の方々ばかりなので、やりがいもありました。
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講義そのものの内容についてはどうでしたか? 実際に受けてみての印象は?
また、特に深く印象に残っている講義はありますか? |
当時のプログラムは1テーマが3部構成になっていて、まずは概要説明、次に実際の現場の生のテクニックなど深い内容の説明と課題提示。最後の会で課題発表という内容でした。普通のビジネスクールというのは講義を受けるだけのインバウンド型の形式が多いと思いますが、講義⇒演習⇒発表のワンサイクルができており、非常に身につくのがはやく、面白く講義を受講できました。
どの講義も面白く印象深いのですが、特にスクールの校長である北本先生の講義は万博のお話や、映画の話など多岐にわたり非常に面白かったです。
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スクールの校風はどうでしたか? 受講中や卒業後など、受講生同士の交流はありますか? |
校風に関しては、告知コメントにもある「寺小屋」というイメージに近い印象を実際に感じました。こじんまりとした空間に、良い先生と良い生徒が集まり、よく学んでいます。受講期間中は毎回、講義後に近くの喫茶店に受講生みんなで移動し、延々と(雑談も交えて)座談会をしたりもしていました。さまざまなジャンルの方が集まっているのでいろいろな話をすることができました。
また、卒業後も回数こそ減ってはいますが、たまに自然発生的にみんなで飲みに行ったりもします。
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当スクールで学んだことで、日々の業務に活かされている点はありますか?
特に甲部さんは、スクールと同時進行でTOWの中途採用面接に参加され、結果として入社に至った訳ですが。 |
スクールを受講する中でもTOWの役員や社員と触れ合う機会があり、TOWという会社への理解を深めながら中途採用面接に臨むことができました。結果として中途採用が確定した時には嬉しいと思う反面、スクール初年度の卒業生として入社することにプレッシャーも感じました。
現在ではTOWでの私の業務は「企画」でなく「制作」という立場なので、直接的に業務に活きることはありませんが、常に課題に対して深く考え、提案する姿勢や、講師・受講生との人脈といった部分では、非常に役に立っていると思います。
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最後に、今後当スクールの受講を考えている方に、何かアドバイスがあれば一言お願いします。 |
当スクールを受講しようか迷っているなら、間違いなく受けておいたほうが良いと思います。講師陣の顔ぶれも講義内容も、これだけ濃密なものは他には無いと思います。社員としてでなく、卒業生としての純粋な感想ですよ(笑)